日本帝国陸海軍無線開発史

大西成美氏の「本邦軍用無線技術の概観」をベースに資料追加

海軍無線開発史

12 海軍用電波兵器

12 海軍用電波兵器海軍に於ける電波兵器の名称は、陸上装備対空見張用を1号、艦船装備対空見張用を2号、ドップラー方式のものを3号、射撃用を4号と称していた。航空機上装備用はその装備を秘匿するため、見張用を空6号、逆探を空7号と呼んでいた。 …

10.小型無線機(海軍編)

10.小型無線機(海軍編)10-1 無線電話海軍に於いて、通信の秘密保持のため、電信を主用していたが、艦隊内の運行指揮用、砲戦、水雷戦の指揮用として無線電話機をも使用していた。中波によるものと、超短波によるものとがある。10-1-1 中波無…

9.受信機(海軍編)

9.受信機(海軍編)艦船及び陸上用のものにつき、昭和年代以後における制定のもにつき記述する。 9-1 長中波受信機87式受信機91式受信機 9-2 短波受信機89式短受信機91式短受信機97式短受信機 9-3 全波受信機92式特受信機 本文へ

8.送信機(海軍編)

8.送信機艦船用及陸上用のものにつき、昭和年代制定の物のみ概述する。 8-1 長波送信機92式3号送信機 出力1Kw 自励92式4号送信機 出力500Kw 自励98式1号送信機 出力5Kw MOPA 陸上用98式2号送信機 出力2Kw MOPA 陸上用0式03号送信機 出力150Kw 20~50K…