日本帝国陸海軍無線開発史

大西成美氏の「本邦軍用無線技術の概観」をベースに資料追加

12 海軍用電波兵器

12 海軍用電波兵器
海軍に於ける電波兵器の名称は、陸上装備対空見張用を1号、艦船装備対空見張用を2号、ドップラー方式のものを3号、射撃用を4号と称していた。
航空機上装備用はその装備を秘匿するため、見張用を空6号、逆探を空7号と呼んでいた。
 
 
 
12-3 味方識別装置
試製5式電波識別機(M-13)
 
12-4 電波探知機
ここに電波探知機と言うのは、敵の電波兵器による照射を受信して警戒するための受信機で、所謂逆探と称するものである。
電波探知機(E27)