日本帝国陸海軍無線開発史

大西成美氏の「本邦軍用無線技術の概観」をベースに資料追加

AN/APS-13(SCR-718)後方警戒レーダー

AN/APS-13(SCR-718)後方警戒レーダー
AN/APS-13(SCR-718)は、戦闘機で使用された「L」バンドの機上「後方警戒」レーダーである。
レシーバー-トランスミッター、レーダー、410-420 MHz、パルス、IF 30 MHz、17本の真空管を用いた後方警告レーダーとして使用されたアメリカ製レーダーは最終的な打撃に貢献した。
戦争終結時に日本に投下された2つの原子爆弾は、AN / APS-13(SCR718)後方警告レーダーから派生したものであり、近接信管システムとして応用し580メートル(1,900フィート)で起爆させた。
信管システムには、「アーキ」として知られる4つの冗長ユニットが含まれており、早期の爆発の可能性を減らし、2つの装置が臨界高度を通過した時点により爆弾を爆発された。
電子システムに障害が発生した場合に備えて、バックアップの機械的フューズシステムがあったが、予定どおりに機能した。

f:id:minouta17:20200202090414j:plain

f:id:minouta17:20200202090424j:plain

f:id:minouta17:20200202090433j:plain

f:id:minouta17:20200202090442j:plain