95今次電波戦の歴史検証
昭和19年度整備計画(通信関係) 当資料は陸軍の地上部隊用のものであり、航空部隊用の無線機は所管が異なるため対象外です。まず、「重点兵器載孫状況表 昭和19年度」の通信関係を抜粋すると、2キロ短波無線機、超重無線機、94式対空1号無線機、94…
日本無線電信電話株式會社管理月報 案件コメント 当社では、陸軍では94式対空2号無線機、94式3号乙無線機などを生産していますが、海軍の無線機生産の比重が高かったようです。他のメーカーが軍部の意向もあり使用真空管の統一化に沿う回路設計を行い…
日本電気株式會社玉川向工場管理月報 案件コメント 当社は、米国ウェスタン・エレクトリックの日米合弁会社にもかかわらず、高い技術を保有することから早い時期から軍部との取引があったようです。住友は日本電気を系列下に置き、昭和18年(1943年)…
日本通信工業株式會社大森支店三陽社製作所管理月報 案件コメント 当社は、九四式三号甲無線機を主に生産していますが、生産機種は少なかったようです。また、蓄電器も専用で生産していました。戦後は、ボタン電話機を電電公社に納入するなど軍需生産からは…
東洋通信機株式会社管理月報 案件コメント 94式3号甲無線機、94式4号乙無線機などの無線機の生産とともに、各種の送受話器などの電気部品の生産が行われています。特に水晶発振子については、現会社においても主力製品の一つのようで長い歴史を感じさ…
沖電気株式会社芝浦工場管理月報 案件コメント 陸軍においては、有線通信機器の93式12回線交換機、93式軽電話機、92式電話機などを主に生産し、94式1号無線、対空2号無線も無線機も安立同様に生産していますが、5キロワット無線電信受信機など…
安立電気株式會社管理月報 案件コメント 94式1号無線機、94式対空1号無線、対空2号無線、96式飛3号無線機など主力無線機の生産のほか、有線通信機器として93式12回線交換機、93式軽電話機、92式電話機も大量に生産されているのがよくわか…
引渡目録 佐世保海軍通信隊満場分遣隊 (昭和20年10月2日) 案件コメント 敗戦となり、佐世保海軍通信隊での米軍への引渡し事務の内容ですが、日本人らしく大変几帳面に事務整理し、誠実に武器等の引渡しをおこなったようです。外地でも同様に引き渡さ…
要地用超短波警戒機受信装置[試製229号4型受信機](昭和19年11月01日) 案件コメント 昭和19年ともなると無線機器よりも、電波兵器所謂レーダ兵器の開発・生産一辺倒となる状況です。 第 号 松下電器産業株式会社 無線製造所 郡山工場(旧称松下…
戦時研究報告ニ関スル件 (昭和17年~昭和19年) 案件コメント 昭和17年ごろから戦時生産体制に関する問題が露呈し、有名な八木秀次先生が主任戦時研究員として調査にあたられています。 特に真空管の生産が最重要課題のようです。 昭和十九年六月十九…
無線機修理有技者増員相成度件 (昭和16年12月15日) 案件コメント 昭和16年12月太平洋開戦した直後の南方軍の悲鳴です。特に兵站に関する事案ですが、無線機の故障に現地では対処するには要員が少なすぎる現状が手に取るように分かる文書です。 …
昭和16年度召集猶予者名簿提出の件 (昭和15年10月02日) 案件コメント 昭和15年ともなると本格的な動員が進んでいきますが、やはり軍需生産の低下を恐れ、技術者などの招集猶予が行われています。まだ余裕のあった時代かもしれません。 軍事機密 …
東京無線電機株式会社管理月報 案件コメント 軍が管理する軍需工場は、軍の指揮官による統制を急務としていたようですが、軍に生産のマネージメントを任すわけにはいきません。 ただし、軍としても高規格の部品については、もっと安価の部品の採用するような…
東京電気無線株式会社 管理月報(3月分) (昭和14年3月) 案件コメント 昭和14年になると無線機器製造会社への軍の監理官による直接生産管理が行われています。メーカの生産状況は月報として定期報告されています。メーカー側の職員の苦労がわかる資…
在廣島第一固定無線電信隊装備変更ノ件(昭和13年1月~2月) 案件コメント 昭和十三年ごろから第三次制定の新型無線機への換装が進められます。 密受第三三号 参謀本部 在廣島第一固定無線電信隊装備変更ノ件 昭和13年1月14日 昭和13年2月24日…
陸軍制式兵器製造ノ件(昭和12年08月30日) 案件コメント どの国でも、陸海軍の協力関係がいいと言及されたことはありません。ました我が国では縦割り行政の最たるもので軍事技術情報もお互いに牽制しているが如き論調飲む資料が多くみられます。 この…
兵器仮制式制定の件(軍需審議会)(昭和11年12月09日) 案件コメント 昭和11年12月に第三次制定として今次対戦の主力無線通信機器21機種が仮制定されました。 仮制式制定ノ件の審議事例として議題第三の「九四式二号乙無線機仮制式制定ノ件」を…
無線通信器材審査現況に関する件 昭和9年の無線通信器財審査現況の調査状況資料です。 このころになると真空管の技術進展に伴い無線通信記述も飛躍的に発展することとなります。 陸軍の無線通信機器も大幅に改良した新型の無線通信機器の仕様制定を計画した…