地2号無線機送信機の復元作業 修復作業記録 その4(平成30年12月09日) ケース右下部側板の新規アルミ加工作業
角型メーターが3つしかそろっていなかったので、急遽オークションで入手した。
旧軍でのこの手の無線機では角型ではなく丸型が採用されているので違和感がある。
ただし、オークションでは52型の丸型メーターが出品されるのは大変稀である。
気長にチャンスを待つしかないのだろう
今回はケース右下部側板の新規アルミ加工作業を実施した。
不用になった既設アルミ板を利用したため、不用な穴もあったがこのまま利用することとした。
少し不細工な加工となったが、えいヤーと塗装まで一機におこなったが、この冬季の塗装は乾きが悪いのが難点であった。
側板を装着してみると、オリジナル塗装との差が目立ち、全体を再塗装したい誘惑に苛まれる。
真空管に関しては、送信菅はE-2057を1本とE-2053Bを2本の計3本が必要であるが、川西機械製作所の独自規格のため入手困難のようだ。
当面入手する目途が立たないので、同じ川西機械製作所製造の少し大型のE-510とFB-325Aを挿入して自己満足するしかないようだ。
地2号無線機受信機と送信機
http://minouta17.web.fc2.com/army_ti-2.html
広島戦時通信技術資料館及は下記のアドレスです。
http://minouta17.web.fc2.com/
参考文献
日本無線史 9巻 1951年 電波管理委員会
魅惑の軍用無線機 ラジオライフ別冊 昭和59年11月 三才ブックス
グランパーズ・シャック Grandpa’s shackのオークション情報
ケンさんのホームページ http://kawoyama.la.coocan.jp/tubestorypentodestube.html