02海軍無線機器
新型対潜兵器及び海防艦における対潜作戦の実際について 下記のURLにて整理しましたのでご参照願います。 和製ヘッジホッグの陸軍試製二式船舶用中迫撃砲について https://mimouta17-03.blog.jp/archives/6907253.html 日本海軍航空機搭載用磁気探知機(三式…
日本海軍の暗号書に関する解説について 日本海軍の暗号書に関する解説について、下記のURLにて整理しましたのでご参照願います。 日本海軍の暗号書甲の機能概要について(副題; 伊号第33潜水艦の搭載していた暗号書をもとにした暗号書甲の考察) 日本海軍の…
日本海軍の暗号書に関する解説について 日本海軍の暗号書に関する解説について、下記のURLにて整理しましたのでご参照願います。 日本海軍の暗号書D及び呂の機能概要について(副題; 伊号第33潜水艦の搭載していた暗号書をもとにした暗号書D、呂の考察及び米…
日本海軍の第二十二号海防艦における対潜作戦の実際について 日本海軍の第二十二号海防艦における対潜作戦の実際について、下記のURLにて整理しましたのでご参照願います。 日本海軍の第二十二号海防艦における対潜作戦の実際について
日本海軍の敗戦末期の通信兵器の研究・開発状況について 第二海軍技術廠の敗戦時の技術資料調査表(GHQ報告資料)と日本無線史の資料を活用して、日本海軍の敗戦末期の通信兵器の研究・開発状況を明らかにする。 第二海軍技術廠の敗戦時の技術資料調査表(GH…
海軍戦闘機用無線電話機の問題点の本質について 海軍局地戦闘機2022年4月21日発行 野原茂氏の文庫本の新刊が書店にあったので、なんとなく購入してしまった。第一章三菱局地戦闘機「雷電」の章の諸装置の項には、無線電話機装備とあるのでこの項の全文をまず…
特設監視艇の無線兵装について(令和3年11月02日) ネット検索していると、九六式空二号無線電信機新設工事開始や九六式空三号無線電信機新設工事(09.07まで)の項目でヒットする特異なHPがありました。このHPは「大日本帝國海軍 特設艦船」のことで、戦時…
海軍艦船搭載用「2号無線電話機」について真空管式ラジオの収集や修復を趣味でやっていると、どんどん歴史をさかのぼり過去のラジオにのめり込んで行きます。そうすると、当然真空管もMT管からGT管、メタル管、ST管、ナス管となり最後は鉱石検波器の収集とさ…
海防艦「占守」の無線兵装について海防艦「占守」電探室異状なし(北村栄作 1990年6月 光人社)を読んで以前から気になって居たところを、今回手持ち資料とネットの力で整理してみました。まずは海防艦「占守」のことを今まで恥ずかしながら“せんしゅ”との読…
96式空2号無線機復元作業 修復作業記録 その9(平成30年11月17日)送信部前面パネルの加工とケース塗装作業 平成22年6月に修復作業を開始し、平成23年1月で一時作業を中断していた。7年後の今年から修復作業を再開するこことしたが、大変気長な話ではあ…
1式空3号隊内無線電話機改2の修復作業記録 その2 (2018年11月04日) 組立作業 再塗装が完了したので、組立作業を開始する。この後、欠落部品のためにアダプターをアルミ板で製作し、水晶ホルダーとバリコンを固定する。そのほか、新規にボリュールとIF…
1式空3号隊内無線電話機改2の修復作業記録 その1 (2018年10月27日) 再塗装作業 本機についても、再塗装と欠落部品である受信部の同調ダイヤルと水晶ホルダーを装着し、見かけ上の整備を行うこととする。内部については、送信部はほぼオリジナルであるか…
1式空3号隊内無線電話機の修復作業記録 その1 (2018年09月23日) 入手と修復準備について昭和59年(1984年)のころのことであるが、広島市から少し西方に地御前というところがあるが、出張でたまたま同僚とそこを歩いていると家人が大量の電機製品を捨てて…
海軍TM式軽便無線電信機の修復作業記録 その5 (2018年03月11日) 木製ケースの作成 ホームセンターで木材を調達します。材質はファルタカ材としましたが、加工がしやすく軽いことが特徴ですが、少し強度面では弱く難点です。木材を切り出し、組み立てて、…
海軍TM式軽便無線電信機の修復作業記録 その4 (2018年02月25日) 修復開始 修復案2を採用し、機能を限定して受信機能のみとして、現行部品を最大限活用する方法としました。このため、当面は使用真空管はUY-27Aとします。配線は既存の部品を再利用…
海軍TM式軽便無線電信機の修復作業記録 その3 (2017年11月30日) 修復方針の再検討について 今回はUY-27AとUX-112Aを共用して使用するためソケットアダプターの調査を行いました。詳細に調査すると、UX(4ピン)とUY(5ピン)の互換性…
海軍TM式軽便無線電信機の修復作業記録 その2 (2017年10月25日) 修復方針について 資料調査から本邦軍用無線機技術の概観(著者;大西成美)によると、軽便無線電信機の解説があったので下記に掲載します。一人で背負って運搬可能なトランク型無線機であ…
海軍TM式軽便無線電信機の修復作業記録 その1 (2017年10月20日) オークション落札の顛末 断捨離実践のため、昨今ではオークション情報を眺めているだけ満足していましたが、今回はどうしても我慢できませんでした。突如ほしくなったとゆうか、あまりにも…
96式空2号無線電信機受信機部の修復作業記録 その3 (2016年02月29日) 今回の作業は、カバーケースの塗装の前に、スピーカと電源コネクターを加工します。その後、アルミのカバーケースに下地剤を塗り、最後にハンズで調合してもらった海軍の濃紺色のスプ…
96式空2号無線電信機受信機部の修復作業記録 その2 (2016年02月21日) 本機は骨組みの型枠しかなく、見てくれも悪く、永年放置していました。何故放置したかというと、①カバーケース用の旧JISの平螺子の入手が困難だったたことと、②左側面にある空中線…
92式特受信機の定期点検記録 その6 (2016年01月18日) 前回までの問題点についてRF1のバリコンの容量値が本来240~15PFであるべきものが360~140PFとなっていました。このRF1段のバリコンの容量の件ですが、狭隘なアンテナBOX内の…
92式特受信機の定期点検記録 その5 (2016年01月10日) 前回までの調査についてまず、第二高周波増幅段6D6の回路の怪しいところの電解コンデンサー(全て0.5μF)から交換することとします。製造して70年以上経過していますので、電解コンデンサーのほ…
92式特受信機の定期点検記録 その4 (2015年12月21日) 故障調査について①第一、第二高周波増幅段の真空管ソケットの電圧測定を行い異常値があるかの検討を行う。②第一高周波増幅段なのか第二高周波増幅段の故障なのか故障個所を特定する。③SSGによる信…
92式特受信機の定期点検記録 その3 (2015年12月07日) 今回は92式特受信機の上部構造部の定期点検及び整備に関する作業記録です。なお、上部構造部の点検目的は以下のとおりです。①8年前に修復した時、大変保存状態が悪く、ソケット内部はアルミが酸化…
92式特受信機の定期点検記録 その2 (2015年11月24日) 今回は92式特受信機の下部構造部の定期点検及び整備に関する作業記録です。まず、上部構造部(真空管を含む電気回路部分)と下部構造部(短波用バリコン、長波用バリコン及び抵抗器・マイカ型蓄電器…
92式特受信機の定期点検記録 その1 (2015年11月01日) 今年の7月頃販売された学研の日本海軍戦記の「レイテ謎の反転」に九二式特受信機が登場します。漫画とはいえ、海軍の受信機をテーマにした大変珍しい物語でした。 というわけで、今回は七年ぶりに九…
戦時標準船短波受信機の修復作業報告 その2(2015年10月25日) まず、修復のために、電源部と受信機との接続端子とケーブルが必要となります。4ピンの雌の端子がありますが、現代ものの雄端子とは少し異なり装着できません。しかたないので、差込形ピン端…
戦時標準船短波受信機の修復作業報告 その1(2015年9月06日) 本機は、たしかCQ誌のハム交換室のコーナーで北海道のかたから購入したような記憶があります。何時、いくらで購入したのか全く記憶がありません。銘板がないので出所不明ですが、電圧計に昭和…
英国ベンからの92式特受信機修復支援依頼について 時々旧軍無線機の修復に関する問い合わせがありますが、たまに外国の人からもあります。このたび、英国のベンから92式特受信機の修復支援の依頼がありました。このため、92式特受信機に関する有識者(…
あるかたから92式特受信機の正面の部品のネームプレートについての情報提供を求められたので詳細写真を掲載します。この情報により、入手された無線機機器が一台でも修復されることを願っています。本機は旧海軍の中でも最重量の機器であるため修復は重さ…